http://hon.bunshun.jp/articles/-/3475
職場の介護施設の所長に借して頂き、最近読み終わりました。
僕が以前錦織圭の「頂点への道」を購入して所長に貸したことがあって、「じゃあ私が火花買って読み終わったら貸してあげる」という話になり、所長が読み終えたタイミングで借りることが出来ました♪
錦織圭の「頂点への道」を購入した時の日記はこちら。
http://kato1090.blogspot.jp/2015/04/blog-post_55.html
僕は普段小説って全然読まないタイプの人間なんですが(まぁそれは僕の本の購入履歴を辿ってもらえれば分かりますが、ほとんど実用書やサイエンスの本ばっかりです)、そんな僕でもさらっと読むことが出来ました。
字も大きいですし、そんなにボリュームは無いです。
内容は破天荒で適当、漫才、というか人を笑わせるということに真剣な先輩の関西人・神谷と、その神谷に弟子入りを志願する真面目で控えめな性格の徳永の二人を中心に、というかほぼこの二人の話です。
僕の中でイメージしたのは神谷=ケンドーコバヤシ、徳永=又吉、でしたね。
とにかくこの二人のやり取りや二人が知り合ってからのストーリーが良いですね。
キャラが立ってるって言うんでしょうか?
芸人として売れることを夢見た若者の青春小説って感じで、20代から30代にかけての人生の移り変わりを上手く表現しているなと思いました。
流石に芸人だけあって、芸人の世界の裏方の話など、へ~芸人の世界ってこうなってるんだ~厳しい世界だな~なんて思いながら読みました(;´∀`)
また、文章中の風景描写、心理描写も小説好きの又吉さんらしい、「あー小説でこういう表現するよね~」と思う文章がけっこうあり、微笑ましく感じました♪
あと、上に載せたインタビュー動画聞いてビックリしたんですが、「火花」は書こうと思ってから3ヶ月で書いたらしく、それまで書き溜めていたものでもなく、「火花」を書くタイミングまで芸人の話を書こうとは一度も思ったこと無かったそうです!
スゲーな、それでこれだけ書けるんだからやっぱり才能あるわ(;´∀`)
本人も芸人が芸人を主人公にした小説を書けるのは当たり前の話で、二作目が本当の実力が試されると話しているのをどこかで言っていたのですが、次どういう小説を書くのか興味ありますね♪
ミステリーとかやったら面白いんじゃないかな~とか想像したり(*´ω`*)
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