2018年6月14日木曜日

さっきやっていたカンブリア宮殿見てました、素晴らしい介護施設の話でした。

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2018/0614/

母親が「カンブリア宮殿で介護施設のことやっているよ」と言うので、誘われて一緒に見ていました。
今日はシルバーウッドという会社の経営するサービス付き高齢者向け住宅(いわゆるサ高住)の銀木犀(ぎんもくせい)という施設の話。

もともとサ高住に関しては詳しくなかったですが、サ高住でこんな自由な施設が作れるんだ、と新発見の連続でした。
介護職員は基本手を出さない、玄関に鍵をかけない、認知症の利用者が一人で散歩に外出する、一階に駄菓子屋があり利用者が接客を行う、駄菓子を買った子どもたちが一階のテーブルスペースでたむろする、看取りを積極的に行う(サ高住の平均看取り率17%に対して銀木犀は76%!)、亡くなった利用者の御遺体を囲み利用者と職員でお別れ会を行う。
地域に開かれた施設、利用者とは家族のような関係、と口では言いますが、それをここまで体現する施設もそうそう無いと思います。
正直ここで暮らせる利用者、ここで働ける職員は幸せでしょうね、ちょっと羨ましいくらいです。

あと気になったのはこの会社が主催する認知症VR体験会。
認知症症状を再現した映像をVRゴーグルを付けて体験出来るというもの。
あれ良く出来てたなぁ。
僕も体験してみたい、というかもっと普及してほしい。
番組内ではセブンイレブンの幹部スタッフなんかが体験していましたが、あれを介護職員が体験したら、きっと利用者に対する接し方も変わると思う。
介護施設の研修なんかできっと役に経つ気がします。

母親が「近くに施設あったら見学に行ってみたいね」と言っていましたが、ほんと一回見てみたいかも。
これからは団塊の世代が一気に介護が必要な年代に突入しますし、今は年を取っても元気な高齢者は沢山居ますから、こういう軽度な高齢者が活き活きと生活できる施設こそこれからの高齢化時代に必要になってくる気がします。
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